内容説明
私たちの日本とさまざまな面で共通性があるのは中国です。仏教、織物、焼き物など、いろいろなものが日本の古代に中国から渡ってきました。そのなかに干支もあります。日本人の生活に定着したこの干支について、その起源、変遷、それぞれの意味するものなどについて調べたものが本書ですが、吉凶を占うとか、易をみるという観点では論述しておりません。あくまでも“干支文化”は“人間の心のよりどころ”“心の余裕”とした考え方で統一いたしましたので、ご了承をいただきたいと存じます。
目次
1 干支の歴史(干支の歴史;日本の十二支の歴史)
2 十二支獣エッセイ・“縁起ことば集”(十二支獣エッセイ;十二支獣“縁起ことば集”)
3 十二支獣の戯画・縁起飾り(十二支獣の一筆書き戯画のすすめ;十二支獣の縁起飾り)
著者等紹介
〓見憲明[ツルミノリアキ]
1932年生れ。1991年に公務員退職後、工芸に挑戦し、工房鶴を経営。以後個展2回(ながの東急)を開催し、創作活動展開中。傍ら、1999年長編歴史小説『朝日将軍木曽義仲』を出版。今回は2冊目
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