出版社内容情報
さあ、フルタイムに復帰! 患者数が5年間で1.7倍と増え続けているこの疾患の症状、治療法から生活の送り方まで、診断されたら知っておきたいことを最もわかりやすく解説。正しく理解し、焦らず、ゆっくり回復していく方法
内容説明
「メンタルクリニックに行ってみたらどうでしょう」入社3年目の高橋美咲は、PR会社で新製品のプロジェクトに加わり、忙しくもやりがいのある毎日を送っていた。しかし、ある日体調を崩し、救急車で病院に運ばれる。胃腸炎と診断されたが、その後、下痢と高熱を繰り返すようになり、医師からメンタルクリニックをすすめられて…。美咲さんにいったい何が起こったのか?そして、どのようにして回復していったのか?「適応障害」のことがしっかりとわかる本。症状や治療法、改善のプロセスが全部わかる!焦らず、ゆっくり回復していく方法。
目次
これまでうまくいっていたのに…
1 適応障害と診断された、自分は弱い人?(私になにが起こったの?;適応障害とはなにか ストレス因子へのとらわれとストレス対処の失敗が重なり起こる ほか)
2 原因はなに?からみあった問題を解きほぐす(親も私も焦るばかりで…;病気の背景 明確な問題を抱え、いくつかのストレスが重なれば誰でも起こる ほか)
3 休職することに!この先どうなってしまうのだろう(少しずつ症状がやわらいでいき…;重症度と見通し 重症度は4段階。軽度の場合、1~2か月で改善に向かう ほか)
4 焦らずゆっくり!復帰に向けて問題解決療法にとり組む(私自身の問題を解決する!;問題解決療法とは 健康な自分でいるために、問題解決能力を身につける ほか)
エピローグ レジリエンスに気づくと、病気の経験を前向きに捉えられる
著者等紹介
浅井逸郎[アサイイツオ]
精神科医。医療法人社団ハートクリニック理事長。東京大学文学部国文学専修過程卒業後、1933年千葉大学医学部卒業。2003年ハートクリニック開業。大船のほか、町田、横浜、小田原にも展開する。薬物療法だけでなく、認知行動療法、リラクセーション、カウンセリング、精神科デイケア、リワークプログラムなど医学的にも心理学的にも評価の定まった治療法を総合的に行う。また、家族に向けて学びの場を提供。ウエブサイトを通じて精神障害のさまざまな情報を発信している
田中へこ[タナカヘコ]
漫画家。イラストレーター。グラフィックデザイナーを経て、フリーランスの漫画家として幅広く活動中。広告やビジネス系の漫画の他、WEBTOONの執筆・制作にも携わっており、LINEマンガなど各電子書店で掲載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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