出版社内容情報
まわりに合わせようと必死にふるまって、一日が終わるとグッタリしていませんか? 自分の発達凸凹を正しく理解し、「刺激」「緊張」「焦り」「過集中」等による日々の疲労を取り除きながら生活を送る法。もう頑張りすぎない!
【がんばれば「普通」に届く。だからがんばるしかなくなる】
周囲から浮かないようとみんなに合わせ、自分を押し殺し、他人を優先しすぎて疲弊してしまう「過剰適応」。
重い発達障害の人は「普通」に合わせられません。合わせることを諦めている人もいます。
しかし、軽度の人はがんばれば合わせられるので、必死に努力を続け、気が休まるときがありません。
このように日々ストレスにさらされている人はどうしたらラクになるのでしょうか?
過剰適応のメカニズムを紐解き、その対処法を明かします。
内容説明
周囲から浮かないようにとみんなに合わせ、自分を押し殺し、他人を優先しすぎて疲弊してしまう「過剰適応」。重い発達障害の人は「普通」に合わせられません。合わせることを諦めている人もいます。しかし、軽度の人はがんばれば合わせられるので、必死に努力を続け、気が休まるときがありません。このように日々ストレスにさらされている人は、どうしたらラクになるのでしょうか?過剰適応のメカニズムを紐解き、その対処法を明かす。
目次
1 いつもクタクタ他人に合わせようとがんばりすぎていませんか?(過剰適応のサイン―「まわりに合わせる」ことに必死。本当の自分を隠してがんばり続ける;疲労のサイン―疲労困憊していない?まず、自分の疲れに気づく ほか)
2 過剰適応を起こしやすい発達障害3タイプから自分自身を理解する(大人の発達障害3タイプ―グレーゾーンで苦労が多いASD、ADHD、DCD;ASDの特性と過剰適応―「普通」がピンとこないまま、合わせることが疲れの原因 ほか)
3 大人の生活時間割で脳への負担を軽くする生活の仕組みをつくる(生活の基本―睡眠の乱れでグッタリ感が倍増。寝て脳を休め、疲労を解消;大人の生活時間割づくり―他人の時間に左右されない。自分のリズムを守る ほか)
4 二次障害を防ぐために医師と二人三脚で発達障害と向き合う(発達障害の考え方―前頭葉の統合機能や脳の領域間の接合性の問題か;発達障害の検査―客観的なデータをとることで、自分自身の凸凹を受け止める ほか)
著者等紹介
林寧哲[ハヤシヤスアキ]
精神科医。ランディック日本橋クリニック院長。日本精神神経学会認定精神科専門医。1993年北里大学医学部医学科卒。北里大学耳鼻咽喉科頭頸部外科、国立相模原病院耳鼻科、国立霞ヶ浦病院内科、国立療養所晴嵐荘病院循環器科、医療法人聖嶺会立川病院内科などを経て、2003年9月福島県立医科大学医学部神経精神医学講座に入局、同大学院の研究生となる。2004年5月東京・日本橋にランディック日本橋クリニックを開業し、多くの成人の発達障害の診療にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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