出版社内容情報
療育現場や親御さんの間で、絶大な効果があると今、大評判!
画期的方法論 ABA(応用行動分析学)をもとに、
その子の特性に合わせた考え方、伝え方を大公開?!
ABA(応用行動分析学)とは、行動の原因を「個人の心の中」ではなく、「個人と環境との関わり」から分析し解決していく心理学です。
この考えを取り入れることで、お子さんのよい行動を引き出し、増やす、よい循環が自然と生まれます。
本書ではこのABAをもとに、様々な声かけやアイデアをご紹介していきます。
著者の2人は、これまで約20年にわたり、現場で実際に取り組み培ってきたプロ中のプロ。
あらゆる状況を想定した、そのノウハウはどれも説得力があるものであり、かつ、効果があるものばかりです。
何より、子どもに対するあたたかい目線で生み出されたヒントは、お子さんだけでなく、彼らと接する大人にも勇気を与えます。
ぜひ、これをきっかけに取り組んでください。
今の状況が確実に変わりはじめます――。
目次
はじめに すべての子どもに無限の可能性がある
プロローグ:あなたの「今」を手助けしてくれる ABAの力
・ポジティブなアプローチ ABAのススメ
・原因は「子ども」ではない
~“個人攻撃の罠”に気をつけよう
・子どもと環境のやりとりを、「3つの箱」で整理し対策を立てよう
・支援のポイント① よい行動に注目して褒めよう
・支援のポイント② 誤りや失敗はさせない!! 先回りして援助をいれていこう など
第1章 子供の発達に必要な「発達の根っこ」を育てよう
・共同注意のお悩み①
「目が合いづらい」と感じます、共感する力を育てるには?
・共同注意のお悩み②
指さしにあまり反応してくれません、指さしや視線に応える力を育てるには?
・模倣のお悩み
大人の動きを真似しない どうやってうながせばよい?
・「言葉の理解」のお悩み①~言われた動作をする
聞いて理解する力、どううながせばよい? など
第2章 社会的コミュニケーションの「困った」を解決しよう
・要求のお悩み
気持ちがうまく伝えられず癇癪やパニックを起こす
・NoとHelpが上手に出せないお悩み
お友達とのトラブルが多い など
第3章 物語のこだわりへの「困った」を解決しよう
・セルフコントロールのお悩み①
うちの子、待てないんです
・セルフコントロールのお悩み②
間違ったり失敗したりするのが極端に苦手です など
第4章 感覚の鋭さや好き嫌いの「困った」を解決しよう
・感覚のお悩み
うちの子感覚が過敏で、ちょっとしたことを嫌がるんです など
内容説明
療育現場や親御さんの間で、絶大な効果があると今、大評判!画期的方法論ABA(応用行動分析学)をもとに、その子の特性に合わせた教え方、伝え方を大公開!
目次
プロローグ あなたの「今」を手助けしてくれるABAの力(ポジティブなアプローチ―ABAのススメ;原因は「子ども」ではない―“個人攻撃の罠”に気をつけよう ほか)
1章 子どもの発達に必要な「発達の根っこ」を育てよう(共同注意のお悩み(1)「目が合いづらい」と感じます、共感する力を育てるには?
共同注意のお悩み(2)指さしにあまり反応してくれません、指さしや視線に応える力を育てるには? ほか)
2章 社会的コミュニケーションでの「困った」を解決しよう(要求のお悩み―気持ちがうまく伝えられず癇癪やパニックを起こす;やりとり・ごっこあそびのお悩み―友達との関わり、どうもてばいいでしょう? ほか)
3章 物事へのこだわりの「困った」を解決しよう(セルフコントロールのお悩み(1)うちの子、待てないんです
セルフコントロールのお悩み(2)間違ったり失敗したりするのが極端に苦手です ほか)
4章 感覚の鋭さや好き嫌いの「困った」を解決しよう(感覚のお悩み―うちの子感覚が過敏で、ちょっとしたことを嫌がるんです…;こだわりのお悩み(2)室外機にこだわってしまう ほか)
著者等紹介
熊仁美[クマヒトミ]
特定非営利活動法人ADDS共同代表/博士(心理学)/公認心理師/日本女子大学講師/慶應義塾大学非常勤講師/法政大学兼任講師ほか。2007年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業、同大学大学院社会学研究科心理学専攻博士課程修了、博士(心理学)。自閉症児の家庭療育をサポートする学生団体から活動を始め、2009年ADDSを設立。保護者支援や発達支援プログラムの開発と効果検証を行う。近年は、国立研究開発法人科学技術振興機構採択の研究プロジェクト代表者として、ABAに基づく早期発達支援の社会実装や科学技術の活用研究に取り組むなど、精力的に活動している
竹内弓乃[タケウチユノ]
特定非営利活動法人ADDS共同代表/臨床心理士/公認心理師。2007年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業、同大学大学院社会学研究科心理学専攻修士課程修了、横浜国立大学大学院学校教育臨床専攻臨床心理学コース修士課程修了。ある自閉症児とその家族との出会いをきっかけに学生セラピストの活動を始め、大学院にて臨床研究を重ねる傍ら、2009年ADDS設立。親子向け療育プログラムや支援者研修プログラム、事業者向けカリキュラム構成システムの開発などに携わる。国立研究開発法人科学技術振興機構社会技術研究開発事業(JST-RISTEX)「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」(SOLVE for SDGs)プログラムアドバイザー。NHK「でこぼこポン!」番組委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。