内容説明
「もう無理。逃げたい…」そんなあなたの心をほぐす“ちょっとしたコツ”が満載!
目次
はじめに 職場の「しんどい」、解決できます
PROLOGUE 「働くのがつらい」―今、潰れそうになっていませんか?
1 もう頑張れない―「見える化」と「開き直り」で自分を誰より大切に
2 人間関係がつらい―揺らがない自分だけの「評価軸」を持とう
3 自信が持てない―自己肯定感を高めるシンプルな方法
4 仕事が終わらない―焦りや不安を取り除けばスムーズに回る
5 心を軽くするメンタルハック
おわりに ラフに働いていきましょう!
著者等紹介
井上智介[イノウエトモスケ]
産業医・精神科医。島根大学医学部を卒業後、様々な病院で内科・外科・救急科・皮膚科など、多岐の分野にわたるプライマリケアを学び、2年間の臨床研修を修了。その後は、産業医・精神科医・健診医の3つの役割を中心に活動している。産業医として毎月約30社を訪問。精神科医・健診医としての経験も活かし、健康障害や労災を未然に防ぐべく活動している。また、精神科医として大阪府内のクリニックにも勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
105
従業員エンゲージメントを目的に、産業医目線での職場の問題点を理解するために読んだ。職場の「しんどい」は大きくは、①もう頑張れない、②人間関係がつらい、③自信が持てない、④仕事が終わらない、に分類される。打ち手として、①タスク・マネジメント、②課題の分離、③目標の言語化と習慣マネジメント、④エッセンシャル思考、の触りを紹介。「しんどい」の理由は千差万別。本人の話をよく聞き、原因を丁寧に探ることが重要だと感じた。「人生60点合格」はその通り。ただ、60点で出来ることは、日々の小さな頑張りで増やしていける。2022/07/16
ゼロ
102
仕事場の心構えについて体系的にまとめた本です。人によっては、他の本でも読んだことあるよ!と思いますが、本著は読者に向けて優しく語られています。なぜなら、これまで頑張ってきたから、無理はしなくていいんだよというのが前提にあります。さて、「人生は60点」「他人と比べない」「未来ではなく、現在をみる」「潰し屋から遠ざかる」「効率化ではなく優先順位」と参考になる点が多くありました。弱った時に読むと、今の自分を受け止められるような本でした。2020/01/18
なるみ(旧Narumi)
30
さらっも読みやすい一冊でした。精神的な負荷がかかりすぎた時に体に現れる3大SOSは疲れ、痛み(頭痛や胃痛)、炎症・微熱(肌荒れ、下痢、37度台の微熱)が出たらしっかり休むこと!との一節が特に印象に残りました。2019/09/20
月の実
26
図書館本。「人生は60点で合格」と言う視点はなかった。完璧主義のよくないところをなんとかしたいから、ラフに考えて60点位で良いことに慣れたい。なんでも、深刻に考えてしまうので、深刻に考え過ぎず自分の出来る範囲でやってみることにする。行動目標は、「とりあえずやってみる」。失敗しても過度に落ち込まず、「だめでもともと、次は別の方法でチャレンジ」を合言葉に日々過ごしてみようと思う。2022/06/13
ひろっく
15
ここ最近、仕事中に苦しくなることが多く、そんな折ブックオフで発見した一冊。「自分の心を守る」という強い気持ちを手に入れる方法が書かれている。通勤中の読書を始めて1年、仕事上で直面した問題の解決のために本を選び、読んだのは初めてである。本著で一番参考になったのは「潰し屋には「上から目線で受け流す」」という、潰し屋上司をちっぽけな存在と認知を変えるという手法である。潰し屋の手口がそのまま自分の上司なので食い入るように読んでしまった。今後、上司に潰されそうになったとき、これを試すように心がけようと思う。2024/06/18
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