出版社内容情報
ひとり暮しで日常生活が破綻、仕事先でつまずきひきこもり。進学後や就職後の発覚も多いこの障害への家族のサポートの仕方がわかる本ひとり暮しで日常生活が破綻。仕事先でうまくいかず3年目でひきこもり――と進学後や就職後に発覚することが多々あるこの障害。どうかかわったらいいの? 将来どうなるの? 家族のサポートの仕方、つき合い方がよくわかる本
宮尾益知[ミヤオマストモ]
監修
内容説明
「自閉症スペクトラム症」ってなに?本人はどんなふうに感じているの?もしそうなら、親はどうしたらいいの?失敗しないよう世話を焼き、一生面倒を見るのではなく、本人がライフスキルを身につけて就業し、自立して生きていくために―。家族がどのように寄り添い、支えたらいいのかを臨床の第一人者が説き明かす。
目次
1 大人の自閉症スペクトラム障害―対人、仕事の困難…もっとも深刻になりやすい発達障害のひとつ(典型例―進学やひとり暮らしを始めたときに気づきやすい;発達障害とはなにか―成長過程のどこかで、認知の問題から生活に支障が出る ほか)
2 自閉症スペクトラム障害の特性―子ども時代をふり返り、本人が見ている世界を理解する(発達歴と特性1―幼少期からこれまで、見過ごしてきた特性がないかふり返る;発達歴と特性2―こだわり、感覚過敏…本人の生きづらさを理解する ほか)
3 家族のサポート―本人のがんばりを認め、安心できる場をつくる(家族の役割―めいっぱいがんばっている本人を認めることから始める;NGワード―家族だからつい言ってしまうNGワードを改める ほか)
4 社会的支援―医療、就労、福祉の支援を活用。孤立させないようにする(社会化への考え方―居場所を増やす。支援を受けると心身が安定する;受診先・相談先―児童と大人では治療方針が違う。両者のサポートがあるとベスト ほか)
著者等紹介
宮尾益知[ミヤオマストモ]
小児精神神経科医・どんぐり発達クリニック院長。医学博士。東京生まれ。徳島大学医学部卒業。東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、2014年にどんぐり発達クリニックを開院。専門は発達行動小児科学、小児精神神経学、神経生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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