内容説明
「会話が少なくなった」「何かと反抗的」「何を考えているのかわからない」etc.ほんの少し接し方を変えるだけで、子どもは必ず変わるんです―。思春期専門カウンセラーならではの“すぐに役立つ知恵・ヒント”が満載。
目次
序章 わずか1年余りで親子関係が劇的に好転!
第1章 そもそも親は思春期の子をどう捉えればいいの?
第2章 子どもとの会話が減ったときにできること
第3章 ふだんの会話の中でできること
第4章 何か問題が起きたときにできること
第5章 子どもの夢や進路に対してできること
著者等紹介
大塚隆司[オオツカタカシ]
1969年生まれ。愛知県名古屋市出身。大阪教育大学教育学部卒。財団法人生涯学習開発財団認定コーチ、NPO法人ハートフルコミュニケーション認定ハートフルコーチ、サンタフェNLP/発達心理学協会認定NLPプラクティショナー、思春期専門カウンセラー。食品会社営業職を経て某有名学習塾に転職。その後、コーチング、ファシリテーション、ブリーフセラピー、家族療法などを学び、発達障害を持つ子ども、不登校児など様々な親子をサポートする活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクビちゃん@新潮部😻
28
【図書館】著者の「マンガでわかる!思春期の子をやる気にさせる親のひと言」が、とても良かったので、この本も手に取りました。特に今はコミュニケーションに悩んではいないのですが、耳が痛い話ばかりでした。「今ある問題は、問題だと思っている人がそう思わなくなれば、問題ではなくなります」うーむ、確かに!でもですよ…と、思ったら「できているところに目を向ける習慣」「待つ姿勢が何よりも大切」なるほど!!出来てない所ばかりに目がいってしまってます。これから、反抗期に向かっていく長男。コミュニケーションに悩んだら再読しよう!2016/04/15
ツバメマン★こち亀読破中
16
何かと難しい年頃の子供とのコミュニケーションですが、本書によると「今のままで大丈夫だよ 」(承認)、「これからよくなるよ」(期待)、「あなたならできるよ」(応援)の3つのスタンスを親が忘れないようにして接するだけ。うんにゃ、大切なことはすごいシンプル。思春期の子供を持つお母さん(&お父っつぁん)にはオススメ。2015/07/26
嘉月堂
3
大変参考になりました。本当にやってほしいことは絶対にやれと云わないなど、大変感心いたしました。思春期の子に向き合うことは、パラドキシカルっていうのか、綱渡りのようっていうのか、すっごく悩んでしまいます。大塚さんの経験に裏付けられたアドバイスが大変参考になります。とてもよい本だと思います。帯に書かれた「思春期カウンセラーならではの すぐに役立つ知恵・ヒント が満載」って、本当だと思いました。2014/07/21
にゅうこ
2
多分去年の夏頃に読んだ本。接し方を変えるということはとても勇気のいることで、慣れるまでストレスとの戦いだったけど、やはり結果から考えるとこの本で書かれていたことは正しかったと思う。この本と「嫌われる勇気」の2冊で子供との関係がとても良くなった。
rc005063
1
思春期専門カウンセラーの著者にカウンセリングを受けている、そんな印象。全編通して「今のままで大丈夫」というスタンスで接することが大切だと説いている。思春期における親子間の問題の多くは、「今のままじゃダメ」と思ってしまう親が引き起こしているという。目の前の問題は本当にその子自身の問題なのか、それとも親が引き起こした問題なのかを冷静に見極める気持ちの余裕とじっくり待つ姿勢で向き合うことが一番効果的に問題を解決できる方法であるという部分が勉強になった。仕事に活かせるものも多く、折を見て読み返したい2016/01/19