私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。―私は、“私の命”をあきらめない

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私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。―私は、“私の命”をあきらめない

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784804762272
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

1歳と6歳の子の親として、最後の瞬間まで母であり続けた女性による“命の記録”。

目次

1章 気づいたのは出産直後だった―幸せの絶頂から…
2章 39歳、夫婦で同時にがんになる―「がん友」になった私たち
3章 いよいよ始まった治療―やっぱり脱毛は怖い
4章 一度だけ声をあげて泣いた日―胸につかえていた思い
5章 がんよ、ただでは終わらせない―生きようとしている私の身体
6章 楽しんでも、いいですか?―Wiiの威力
7章 いきなりの余命宣告―私の命、あきらめないで
8章 私には夢がある―一歩一歩前へ

著者等紹介

芽生[メイ]
1973年生まれ。2012年5月、2人目の娘を出産。その直後より乳房に違和感を覚え検査したところ、8月に乳がんと診断される。9月、夫が肺がんの告知を受ける。「幼い2人の娘を残して命を失うわけにはいかない」という固い決意のもと、夫婦で日々明るく前向きに闘病生活を送っていたが、2013年初夏、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

35
妊娠し二人目の娘さんが生まれたときには幸せの絶頂だったと思う。それがいきなり暗転。きっと赤ちゃんが生まれたあとの幸せな未来を予想していただろうに。我が家の次男が障害をもって生まれてきたとき、まさに私は幸せの絶頂から暗闇に突き落とされた気がした。健康な赤ちゃんを抱いている人たちを羨んだり、私だってこうなるはずだったのにと嘆いてばかりだった。今でも時々後ろ向きになる。だけど生きていることの幸せを、子供たちの成長を見られる幸せを、ありがたく思わないといけないと思った。2015/11/29

抹茶モナカ

29
癌患者の闘病記。ブログだったものなので、ユーモアのある文章。夫婦ともに癌で余命宣告されてしまった切ない境遇ながら、前向きな姿勢が胸に迫る。39歳で余命宣告されるのって、どれくらい切ないものなんだろう。ちょっと、想像できないな。2015/05/23

るるみこ

26
著者のブログを加筆修正した1冊。TBSで放送されたドラマ「ママとパパが生きる理由。」の原作本。幸いなことに体は健康にもかかわらず甘ったれた生活をしている自分に泣く資格があるのかわかりませんが、涙が止まりませんでした。お子さんを出産された直後に30代でがんを告知され、数ヶ月後には同じく30代の旦那様にもがんがみつかる。それでも明るく前向きに過ごされた芽生さんの強さに心を打たれました。闘病生活や家族のことを綴られたブログをリアルタイムで追うことはできませんでしたが、この本と出会い、読むことができて良かった。→2015/08/22

toritsu

21
二人目の子どもの出産からほどなくして、それぞれが末期癌を宣告される30代夫婦。その妻の視点から綴った闘病ブログ。この本が原作となったドラマは見ていませんが、「お涙頂戴」で作られた編集ではなく、お互いのためにも子ども達のためにも、少しでも長く生きようとする切実な思いが伝わってきます。決してハッピーエンドではありませんが、特に子どもを持つ方々におすすめします。星四つ半(五段階)。2015/05/03

kanki

19
NF。夫婦同時に末期がん発覚。自分を大事にしていないことに気付く。そして、あまりにも早い進行2023/05/30

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