内容説明
「自分を追い込んだほうがいいのか、休ませたほうがいいのか―」あなたの努力を“正しい方向”に向けるコツ。
目次
はじめに 少しでも楽に、充実して生きるための「努力の仕方」
1章 どうして、うつが治らないのか
2章 「中途半端なうつ」が、実は一番こわい
3章 あなたがこれまで、うつを脱け出せなかった理由
4章 自分の中の「治るイメージ」を修正する
5章 うつの段階別「上手ながんばり方」のポイント
6章 うつで失った「自信」を補強する
7章 周囲の理解を得るための、努力の仕方
おわりに 「10のうち3」を変えていく生き方
著者等紹介
下園壮太[シモゾノソウタ]
1959年鹿児島県生まれ。防衛大学卒業後、陸上自衛隊に入隊。陸上自衛隊初の心理幹部として、数多くのカウンセリング経験を持つ。現在、陸上自衛隊衛生学校メンタルヘルス教官、MR(メンタル・レスキュー)インストラクター。自分自身のうつ体験と多くのうつ状態のクライアントと接してきた経験から、うつ対処に関する独自の理論と実践法を生み出し、うつ支援の分野での第一人者として執筆・講演等の活動も精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
24
うつに関し、革命的にわかりやすい一冊。全体的に専門用語を排し、わかりやすい喩えを使っているので取っ付きやすい。そして何より、患者の目線に立った、優しい語りかけが印象的。周りに困っている人がいたら、迷わずこの本を勧めたい。2014/03/22
はるな
8
今まで読んだうつ関連本の中で一番良書。うつからなかなか抜け出せずに苦しんでいる人にはもちろん、うつ患者を支えている方にも読んでもらいたい一冊。うつは、どん底の時も苦しいけどリハビリ期の苦しみも相当きつい。それをわかってもらえてる安心感が常にある。うつからなかなか脱出できないのは自分だけのせいじゃなくて、とっても難しいことをやろうとしてるからなんだ、努力が正しい方向に向いてないからなんだと知って、じゃあゆっくり正しい努力をして治していこうと思えた。2015/01/04
mami
1
◇図書館◇2018/03/30
ayaka..2
1
うつから回復するのはどれだけ大変なのか、回復期がとても重要で焦ってはならないということが書かれていた。鬱に魔法の薬はない、人それぞれということが改めて分かった。2019/09/13
カッシーニ
1
ストレス関係としては、かなりの良書。苦しい状態にある方は是非読むべき本だと思う。2013/04/29