内容説明
絡んだ糸を解きほぐす答えがここにある。大切なのは、子どもを信じ、寄り添い続けること。少年院の少女たちの立ち直りを支えてきた元法務教官が綴る感動ノンフィクション。
目次
出会い
凍った心
尖ったナイフ
日記のなかの素顔
微かな光
つっぱりの裏に
彷徨う心
ふたりだけのレッスン
悲鳴をあげる身体
仲間たちのエール
ひとりぼっちの運動会
再生の瞬間
著者等紹介
魚住絹代[ウオズミキヌヨ]
福岡教育大学卒業後、88年に女子少年院の法務教官となる。以後、福岡、東京、京都の3つの少年院で、12年間にわたり非行少女の立ち直りに携わる。2000年に退官。その後は京都医療少年院で講師として、音楽指導(療法)を行うかたわら、02年から、大阪府の公立小・中学校にスクールサポーターや家庭教育サポーターとして勤務。非行・いじめ・不登校・性などの問題にかかわり、子ども・教師・家庭への相談、支援のほか、親や教師などを対象とした講演、テレビ出演など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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