愛と死をみつめて―ある純愛の記録 （改版）

河野 実/大島 みち子【著】

大和出版（文京区）（1990/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 494p／高さ 19X14cm
• 商品コード 9784804760131
• NDC分類 289.1
• Cコード C0012

内容説明

命をかけて愛したことがありますか？その愛のため、あなたには何ができますか？なぜ真剣に愛を語ることができないのでしょう？「愛」の見えにくい今、あえて伝えたい！劇的な“出会いと別れ”から知る真実を。ミコとマコの純愛の記録。

目次

第１部　ミコとマコ―出会いから愛へ（１９６２・８月～１０月）
第２部　ミコ、もう泣くのをよそう（１９６２・１０月～１９６３・８月）
第３部　マコ、元気になれず、ゴメンネ（１９６３・３月～７月）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サティ]

後半は読みながらも涙がこぼれてしょうがなかった。大島みち子と河野実（まこと）の2人の手紙のやり取りなのだが、大島みち子は軟骨肉腫という難病にかかっている。ずっと、昔にテレビでドラマになっていた。テレビから流れる主題歌だけは覚えている。その当時レコード大賞になったらしい。大島みち子が亡くなるのはわかっていても、奇跡が起こらないかな。。。って、願わずにはいられなかった。最後まで大島みち子は優しかった。河野実に心配をかけまいと健気だった。小林麻央と重なってしまった。

2022/02/05