内容説明
美智子さまのあたたかい一言で救われた人、司馬遼太郎さんの深い叡知に感動した人。ふれあう人を幸せにする言葉がある。たった一言が人生の財産になることがある。東京新聞夕刊好評連載「心の語録」待望の単行本。
目次
1 人生を決定づけた人の言葉(親父からの褒め言葉(大地舜)
お見合いの時の妻(荒俣宏) ほか)
2 励まし、勇気をくれた言葉(下積み時代(西川きよし)
幼い頃から母が(伊比恵子) ほか)
3 教え、導いてくれた言葉(すべてに通じる教え(吉田和男)
忙しい時代だからこそ(佐治信忠) ほか)
4 人間の真価が問われる瞬間(出征の前夜(岡野弘彦)
上司との衝突(宇野郁夫) ほか)
5 心をつき動かされる言葉(女心は容姿ではない(萩原葉子)
独りで生きていく(斎藤史) ほか)
6 世間というものの正体(身の丈(春山満)
仕事の価値(吉田司) ほか)
7 真理を語る言葉(力の配分(武村正義)
責任は我に(大石芳野) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kyon
9
心あたたまる言葉がいっぱい。私も相手の状況や心境に合わせた優しい言葉が言えるようになりたいです。2017/12/03
如月やよい
2
東京新聞に掲載された「言葉の語録」をまとめたもの。一番響いたのは、羽生善治さんの大事な言葉。タイトル戦を負けてみんな落ち込んでるとき、娘さんがお箸を並べながら「みんなでごはんを食べようね」と声をかけられたという。何気ないけど、優しくて温かい言葉だと思った。2016/01/08
えっちゃん
0
宗教や人生論の達人以上に救いのあることを言ってくれる人が、親、兄弟、息子に娘、同僚、先輩、恩師など自分のすぐ近くにいます。多くの人がこうした身近な人の言葉を人生の支えにし、力にしている。