内容説明
バスの運転手が客と口論をする。後続の車がどんなにクラクションを鳴らそうと、喧嘩はいっこうに止みそうもない。あるいは、人混みでの口論。派手にふるまったほうが“勝ち”だから、喧嘩の相手よりも、周りの見物人を自分の側に引き込もうと、ヤッキになる。あるいは、天馬空をゆく奔放な想想力。はたまた、具体的にすぎるほどの表現力、描写力。朝鮮ってダイナミックなんだ！と知る一冊。
目次
第１章 韓国の“今”が見える―あの“勢い”はどこからくるのか？
第２章 朝鮮の複雑な“家・社会”がわかる―儒教がここまで浸透している
第３章 朝鮮の“歴史”と“文化”に気づく―知らなかった真実
第４章 朝鮮の奇想天外な“説話”を楽しむ―驚くべき動物譚・人物譚
