内容説明
ネコが元気をつれてきた。そのうえ、夫もつれてきた。心を癒してくれて、求める幸せのカタチまで変えてしまった偉大なネコ。「夫を釣った!?」の顛末と、三人家族の日常を通じて、心地よく生きる天才、ネコのコツをおすそわけ。
目次
ネコで夫を釣りました
いつの間にやら、恋人関係
愛されたかったら、愛しなさい
しあわせの探しかたはネコに訊こう
温厚ポルクの逆襲
ネコを飼う女は結婚できない!?
「ムダな欲はかかない主義よ」とポルク言い
しあわせは心の筋肉でつくられる
もしも子どもがいたなら、こんな感じなのかな
私たちの信頼のカタチ
健全なネコは健全な家庭に宿る!?
飼い主が幸せをつれてくる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
9
ヒマラヤンのポルク(メス)と、作者の生活を綴ったエッセイなのですが、 このポルクちゃんが我が家の猫とよく似ているので、そう、そうと共感する事が多く、面白く読めました。呼んでもすぐに来ないで、まず、あくびをしてからストレッチ。そして、さも呼ばれたから動いたのではないわよ、ちょっと散策したいのよ、と言いたいげに、あちこち、さも興味深げにのんびりゆっくり歩いてから、やっと隣に来てくれます。そして猫好きではなかっ夫が、大の猫好きとなったのも、作者のご主人と似ています。
百花
3
久々に麻生さんのエッセイを読んだ。人気作詞家としてよりもエッセイストとしての著者の方が私は馴染みがある。女性として憧れるライフスタイルをお持ちの著者だと思うのだが、読メでの本の登録は意外と少ない。本著は今を遡ること20年近く、猫をきっかけに伴侶を得た著者の、愛猫ポルクをまじえた幸せ日記のようなもの。いままで何冊か読んできた中でとりわけ優しい文章になっていると思うのは気のせいか。今は琵琶湖畔にお住まいとのこと。新しいエッセイも読みたくなった。2018/12/24
たんぽぽ*すん
0
表紙のイラストにツボりまくり。こんなネコと暮らせる日が来るといいなぁ2011/10/05