出版社内容情報
親鸞の教えを現代の我々に身近かにした曽我量深師。その曽我師に直接学び、師の思想を一筋に追い求め続けた学徒の重厚なる遺稿。
【目次】
まえがき―長谷正常
序 論 救済と自証
第一章 如来と我
第二章 我が貪瞋の胸より生まれる如来の宗教
第三章 仏心とは大慈悲是れなり
第四章 曽我量深の顕彰隠密観
第五章 曽我量深の他力観
第六章 『観経』は凡夫としての釈尊の実録
第七章 如来の本願は闇黒の御胸より湧き出る
第八章 法蔵菩薩は阿頼耶識なり
あとがき―那須信孝
小林 光麿[コバヤシ ミツマロ]
1943(昭和18)年、滋賀県近江八幡に生まれる。1967年、大谷大学大学院修士課程(社会学専攻)終了。その後、近江八幡市・真宗大谷派眞念寺住職。 2012年4月8日没。主な著書は、『曽我量深に聞く―韋提希の救い』(真宗大谷派岡崎教区坊守会、2007年)、『歎異抄の真実―曽我量深に聴く親鸞の教え―』(法藏館、2012年)、『曽我量深の「宿業と本願」―宿業は本能なり―』(方丈堂出版、2013年)のほか、『日本における、親鸞から曽我量深までの真宗の伝承』(韓国嶺南大学校)、『法蔵菩薩』(徳聞書店)、「龍樹から七高僧を通して親鸞までの大乗仏教の伝承」(『現代と宗教』、韓国嶺南大学校)など。
内容説明
真宗学を近代化して、親鸞の教えを現代の我々に身近かにした曽我量深師。その曽我師に直接学び、師の思想を一筋に追い求め続け、「救済と自証」、「如来と我」との関係を明らかにするという曽我師の生涯のテーマに分け入り、読み解いた学徒の重厚なる遺稿。
目次
序論 救済と自証
第1章 如来と我
第2章 我が貪瞋の胸より生まれる如来の宗教
第3章 仏心とは大慈悲是れなり
第4章 曽我量深の顕彰隠密観
第5章 曽我量深の他力観
第6章 『観経』は凡夫としての釈尊の実録
第7章 如来の本願は闇黒の御胸より湧き出る
第8章 法蔵菩薩は阿頼耶識なり
著者等紹介
小林光麿[コバヤシミツマロ]
1943(昭和18)年、滋賀県近江八幡に生まれる。1967年、大谷大学大学院修士課程(社会学専攻)修了。その後、近江八幡市・真宗大谷派眞念寺住職。2012年4月8日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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