内容説明
昭和の偉大な禅僧、沢木老師が最も多く提唱した『学道用心集』には道元禅の根底が説かれている。何ものも求めない坐禅とは、人間の思量分別を超えた仏法とは何か。仏道を学ぶ心得の数々。
目次
第1 菩提心を発すべき事
第2 正法を見聞しては必ず修習すべき事
第3 仏道は必ず行に依って証入すべき事
第4 有所得の心を用って仏法を修すべからざる事
第5 参禅学道は正師を求むべき事
第6 参禅に知るべき事
第7 仏法を修行し出離を欣求するの人は須らく参禅すべき事
第8 禅僧の行履の事
第9 道に向かって修行すべき事
第10 直下承当の事