目次
第1章 ただ信心を要とすとしるべし
第2章 親鸞にをきては、ただ念仏して弥陀にたすけられまひらすべしと、よきひとのおほせをかふりて信ずるほかに別の子細なきなり
第3章 善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや
第4章 念仏まうすのみぞ、すゑとをりたる大慈悲心にてさふらふべき
第5章 親鸞は、父母の孝養のためとて、一返にても念仏まうしたることいまださふらはず
第6章 親鸞は弟子一人ももたずさふらふ
第7章 念仏者は無碍の一道なり
第8章 念仏は行者のために非行・非善なり
第9章 親鸞もこの不審ありつるに、唯円房おなじこころにてありけり
第10章 念仏には、無義をもて義とす
増補(歎異抄から;歎異抄のこころ;歎異抄の世界)
著者等紹介
小野清一郎[オノセイイチロウ]
明治24年、盛岡市に生れる。大正6年、東京帝国大学法科大学卒業。大正12年より昭和21年まで、東京大学法学部教授(刑法、刑事訴訟法、法理学)、昭和47年、文化勲章受章。法務省特別顧問、東大名誉教授、日本学士院会員、日本刑法学会顧問、法学博士、仏教文化研究会々長。昭和61年、逝去
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