内容説明
人生の悩みから仏教・仏事の疑問まで、名物和尚がユニークに答えます!超宗派の有志僧侶によって結成された「仏教情報センター」で、長年、電話相談員をつとめた筆者が、時にユーモアを交えつつ、時に人情たっぷりに、仏教にまつわる様々な相談に回答する!
目次
第1章 人生の悩み・疑問相談室
第2章 お葬式での疑問に答える
第3章 お墓・仏壇・先祖供養の疑問に答える
第4章 仏教の身近な行事と慣わし
第5章 仏教の信仰と修行
第6章 仏教のさまざまな教え
第7章 お坊さんとお寺のいろいろ
著者等紹介
鈴木永城[スズキエイジョウ]
昭和18年(1943)東京都生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。高校2年生の時に、一般家庭より曹洞宗にて出家得度。東陽寺(埼玉県春日部市)前住職。現在、実伝寺、宝昌寺(茨城県かすみがうら市)住職。曹洞宗関東管区教化センター布教師会顧問。仏教情報センター顧問・名誉会員。同センターでは、事務局長を3期6年、理事長を7期14年つとめた。埼玉県立大学認定看護師教育課程非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Nobu A
5
周りを見渡せば、多くの寺社があり、日常生活に空気のように関わっている仏教。それ故に、分かっているようで分からないことだらけ。一般人から寄せられた悩みや相談に足掛け25年関わってきたことを纏めた1冊。質問・回答形式で7章別けの69項目。「遺骨の小片をペンダントにしたい」「現世利益を仏教はどう考える」「中道とは何か」「懺悔とは何か」等の興味深い質問の回答はとても含蓄がある。奥が深いので理解したとは言い切れないが、人生の哲学として学ぶことが多いと思った。しかし、隙間時間に1項目ずつ読み、随分時間が掛かった。2018/07/15