内容説明
空海の詩・碑文・願文などをまとめた『性霊集』の中から、著者が言葉を撰び、それをわれわれの日常生活の中に関連させて、分かり易くユーモアを交えて解説。いつの間にか空海の精神がわかる本。
目次
民あってこその国
自利、利他の精神
“信修”の効能
精神即肉体、肉体即精神
この身このまま成仏できる
四恩のあるところ、それが法界
心が先か、外界が先か
時代が「ひと」を創り、「ひと」が時代をうごかす
福徳は、求めるものではない、自然に流れ来れるものである
極少の文字を以て、極大の思索を語る〔ほか〕
著者等紹介
平井宥慶[ヒライユウケイ]
昭和18年11月30日、東京都に生まれる。昭和40年、大正大学仏教学部仏教学科卒業。昭和42年、大正大学文学研究科修了。現在、大正大学教授、真言宗豊山派・常泉院住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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