内容説明
観音の妙智力、そして人生の意義・生命の尊さを説き明かす。時代を超えても変わることのない教え。
目次
第1講 永遠を求めて(偈―詩によって説く教え;菩薩の四つの誓願;理想の世界へ ほか)
第2講 遊戯自在の慈悲(観音妙智の力;大地から湧き出た七宝の塔;智慧と知識 ほか)
第3講 心に花ひらいて仏を見る(仏心とは大慈悲のこと;すべての人を愛することわが子を愛するが如く;自我と無我 ほか)
著者等紹介
高田好胤[タカダコウイン]
奈良・法相宗総本山薬師寺の第127代管長。大正13年、大阪市に生まれる。裕福な家に生まれたが父が亡くなり、昭和10年、11歳で薬師寺に入る。橋本凝胤管主(当時)に師事、修行の道を歩んだ。昭和21年、龍谷大学仏教学科卒業。昭和24年、薬師寺副住職就任。薬師寺を訪れた修学旅行生に対し、面白くわかりやすい語り口で仏の教えを説き、人気を集める。昭和42年、薬師寺管主就任。昭和43年、法相宗管長に就任。薬師寺は、高田好胤師が管主に就任した頃は老朽化し、傷みがすすんでいた状態であった。好胤師は写経勧進により復興を目指し、昭和50年には100万巻を達成、金堂を復興、5年後には200万巻を超え、西塔も建立、伽藍整備に尽力した。平成10年6月、遷化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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