内容説明
人と自分を比べなくとも、平気でいる。他人の価値観に頼らずとも、己が今ここに在ることの確かさを信じている。死や孤独の中にあっても、一人悠然としている。古来、禅者はそんな風だった。彼らの魅力を現代のことばで紹介し、世界の深遠な哲学にも科学にも自在に対応できる普遍的な道理が示されてきたことを解き明かす。
目次
第1章 差別と平等について(燈火に爪を剪らず;犬に仏性はあるか? ほか)
第2章 「空」と創造性(先尼外道の見解;一つの峰だけ、雪がない ほか)
第3章 禅の三昧の境地とは(法蔵比丘の四十八願;富士山が水上を渡ってゆく ほか)
第4章 「己とはなにか」を知るために(我思わず、故に我無し;迷うところに、悟りがあった ほか)
著者等紹介
形山睡峰[カタヤマスイホウ]
昭和24年岡山県に生まれる。昭和48年京都・花園大学を中退して、東京・中野の高歩院、大森曹玄老師の下で参禅を始める。その後、出家得度して、臨済宗の末僧となる。昭和59年千葉県・富津市の鹿野山禅青少年研修所にて、会社員の坐禅研修に従事。昭和63年茨城県出島村(現かすみがうら市)岩坪に菩提禅堂が建立され、堂長に就任。平成19年かすみがうら市宍倉に「無相庵・菩提禅堂」を開創。庵主として現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



