内容説明
曹洞宗大本山總持寺の開祖・瑩山禅師が著した『坐禅用心記』は、坐禅を行うときに注意すべきことを懇切丁寧に記したもの。本書はその原文に沿って、金沢大乘寺の山主がさらに平易に読み解いた坐禅の入門・指導書である。
目次
坐禅用心記(はじめに―「参ずる」とは、実際に学ぶこと;表題『坐禅用心記』―禅と坐禅;瞑想について;「用心」のこと ほか)
三根坐禅説(『坐禅用心記』と『三根坐禅説』の成立について;三根という語について;上根の坐禅;中根の坐禅 ほか)
著者等紹介
東隆眞[アズマリュウシン]
昭和10年、京都府で生まれる。大本山總持寺専門僧堂掛錫。駒澤大学仏教学部禅学科卒業。同大学大学院人文科学研究科仏教学専攻修了。文学博士。椙樹林大乘寺山主。大乘寺専門僧堂堂長。師家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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