内容説明
わたしたちの苦しみや悲しみを、みんなわかってくれている―。仏さまの言葉は、とてもあったかくて、やさしいんです。道元禅師の『正法眼蔵』から、珠玉の名言をあつめた「修証義」。それらのことばをやさしく読み解いた、生きかた探しの法話の数々。
目次
第1章 総序(生死を明らかに;人間に生まれ教えと出会う ほか)
第2章 懺悔滅罪(慈門をくぐる;私のなかの清浄心 ほか)
第3章 受戒入位(三つの宝を抱いて生きる;過った道では救われない ほか)
第4章 発願利生(みんなが幸せになるように;すべての人を導くもの ほか)
第5章 行持報恩(生まれたくて生まれてきた私;正しい教えに出会えたよろこび ほか)
著者等紹介
酒井大岳[サカイダイガク]
昭和10年群馬県生まれ。駒沢大学仏教学部禅学科卒業。曹洞宗長徳寺住職。南無の会会友。ナマステ・ネパール会会長。上州みすゞ会代表。昭和39年群馬県文学賞(随筆)、同56年上毛文学賞(俳句)、同58年上毛出版文化賞(『般若心経を生きる』)など受賞
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