内容説明
四国遍路ブームなどで、いま、改めて注目を集める弘法大師・空海。仏と人はもともと一体との確信に立ち、人間再生への希望をけっして失わない真言密教の神髄を示す四篇の力作を、空海研究一筋に歩み続けた訳著者が、訓読と共にわかりやすく現代語訳・解説する。
目次
第1章 『即身成仏義』を読む―大日如来と私たちの関係
第2章 『弁顕密二教論』を読む―顕教と密教の間
第3章 『般若心経秘鍵』を読む―『般若心経』は密教経典であり、マンダラである
第4章 『三味耶戒序』を読む―真言密教の戒律とは
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- 洋書
- Amanda Smith