内容説明
禅の深遠な教理を日常生活に具体化するやさしい教え。難解な『正法眼蔵』とは別に、道元禅師が平易に食事や生活・行動のあり方、他者への心づかいを説いた『典座教訓』など3書を、現代語訳と豊富な脚注で紹介。全原文書き下し付き。
目次
第1章 道元の生涯と日常の教え(修行と日常生活;誕生から出家;中国における修行 ほか)
第2章 典座教訓(調理の意義;典座の仕事の実際;調理の精神 ほか)
第3章 赴粥飯法(食とは何か;食堂(僧堂)への入り方
食器の並べ方 ほか)
第4章 衆寮箴規
著者等紹介
佐藤達全[サトウタツゼン]
1948年群馬県に生まれる。1970年駒沢大学仏教学部卒業。1976年駒沢大学大学院博士課程満期退学。1976年明和女子短期大学専任講師。現在、育英短期大学教授・鶴見大学短期大学部講師、曹洞宗・常仙寺副住職
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