内容説明
唯識学の第一人者が、身近な話題をまじえてやさしく説く―仏教の深層心理学人間学。不完全きわまりない自分を凝視し、心の奥底に分け入って、人間を捨てずして、人間を超越していく道―唯識。
目次
第１章 仏教の人間学
第２章 心王（八識三能変）―凡夫を超える道（阿頼耶識；末那識 ほか）
第３章 心所有法（六位五十一の心所）（遍行；別境 ほか）
第４章 四分の教え
第５章 五位の修行（資糧位；加行位 ほか）
感想・レビュー
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randa
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身口意から出る全てが自分の人格を作り上げる阿頼耶識。阿頼耶識が五官を通して現在の自分を映し出す。所詮人間を通したフィルターは幻に過ぎないという厳しいものだが、それを認め省察することで確実にフィルターを綺麗にしていける希望も見いだせる。2018/02/26
