内容説明
唐代禅思想の痕跡を伝えている現存最古のテクスト敦煌本『壇経』と、開元寺版『天聖広灯録』臨済章を底本に、宋代以降の禅宗に大きな影響力をもち続ける両祖師の言行の内容と意味を浮き彫りにする。
目次
六祖壇経
臨済録(江西黄檗山における大悟;河北臨済院;河陽府王常侍昇座を請う;増補;遷化;示衆;補遺)
著者等紹介
齋藤智寛[サイトウトモヒロ]
1974年、宮城県生まれ。東北大学大学院修了。博士(文学)。現在、東北大学准教授
衣川賢次[キヌガワケンジ]
1951年生まれ。京都大学文学研究科博士課程修了。現在、花園大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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