内容説明
両宗教聖典の比較分析を通して見えてくるものとは?画期的な視点からブッダの実像とその生きた時代を浮き彫りにするかつてない原始仏教入門書。
目次
第1章 ウパニシャッドの思想
第2章 仏教を理解するための資料論
第3章 仏教誕生の背景
第4章 出家修行者たちの実態
第5章 沙門(出家修行者)の呼称
第6章 ゴータマ・ブッダ
第7章 禅定と苦行―ジャイナ教との比較
第8章 覚りの内容
第9章 ブッダが目指したもの―平安の境地
著者等紹介
山崎守一[ヤマザキモリイチ]
1948年、福島県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は初期仏教・ジャイナ教。1976‐78年、英国ケンブリッジ大学留学(K.R.ノーマン教授の下でパーリ語・プラークリット語を学ぶ)。国立仙台高等専門学校教授、宝仙学園短期大学学長、子ども教育宝仙大学学長を歴任。現在、中央学術研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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