感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rigmarole
6
印象度B+。広辞苑にもない熟語も多くやや難解ですが、古風で味のある文章です。曹洞禅に限って論じているかと思いきや、様々な宗教・宗派の坐禅についての一般論でした。しかし洞済のいわゆる禅宗の立場、更には著者の個人的な見解が強く打ち出されていますので、本書で正統的な坐禅を知った――著者は当然自分の唱える坐禅が正統だと考えているのでしょうが――と思うべきではないかもしれません。関連書籍を何冊か読む中で本書を位置付けるのが誤らないでしょう。私はネルケ無方『ただ坐る』と永平寺での参禅体験を座標軸にしています。2018/12/03
pop13
0
座禅の仕方が詳しく書かれていた2010/07/25