内容説明
ブッダの生涯の主な出来事、その時々の縁者たちの想いや行動、それらに因縁話として過去物語を添える。孤高峻絶の仏伝、待望の全訳。
目次
E2群 降魔成道(観察経;マーラの最後)
F群 仏弟子教化―故郷訪問(マハーカーシャパ出家経;シャーリプトラとマウドガリヤーヤナの出家;父子再会;阿修羅への授記;カピラ城入城;釈子五百人の出家)
G群 成道直後―ビンビサーラ王謁見(成道直後;龍宮訪問;羊飼いのバニヤン樹;トラプシャとバッリカ;ウルヴィルヴァーからヴァーラーナシーへ;初天法輪;三十人の比丘;マイトラーヤニーの息子である同志プールナの物語;ナーラカの史質問;サビカの問いと漏尽と出家の物語;組合長の息子ヤショーダの物語;マーラの誘惑;乞食の作法;カーシャパ三兄弟の出家;外道に対する『ダルマパダ』の説法;ブッダに謁見するビンビサーラ王)
著者等紹介
平岡聡[ヒラオカサトシ]
1960年京都市に生まれる。1983年佛教大学文学部仏教学科卒業。1987年米国ミシガン大学アジア言語文化学科に留学(1989年まで)。1988年佛教大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1994年京都文教短期大学専任講師。1996年京都文教大学人間学部専任講師。現在、京都文教大学教授、博士(文学:佛教大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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