内容説明
道元の思想はいかに変化したかそして何を目指したのか。「仏性内在論」と「仏性顕在論」という仮説を導入し、道元の思想的変化とその方向性を解明するとともに、“悟り”以後の道元の思想は絶対的なものと見る伝統的解釈を排し、“批判宗学”の可能性を問う。
目次
第1章 伝統宗学から批判宗学へ
第2章 批判宗学の意義について
第3章 道元と如来蔵思想―批判宗学の可能性(上)
第4章 道元と批判宗学―批判宗学の可能性(下)
第5章 「現成公案」の基本思想について
第6章 中国禅宗史における仏性顕在論の系譜
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