短歌復活のために―子規の歌論書簡

短歌復活のために―子規の歌論書簡

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784803912760
  • NDC分類 911.162
  • Cコード C0092

内容説明

短歌とは、どういう「詩」か。「調」とは、何か。何故、今でも正岡子規なのか。明治という時代の要求に従って真剣に立ちむかい、短歌の再生を賭けた子規の歌論を、現代への問題提起として新たに捉え直した「歌よみに与ふる書」注解の決定版。今日の短歌作者が継承すべきものは何か、という課題に対する根本的にして切実な答えがここに在る。

目次

1 何を継承するか―序に代えて(継承ということ)
2 「歌よみに与ふる書」書簡一~十(近来和歌は一向に振ひ申さず(明治三十一年二月十二日)
貫之は下手な歌よみにて(同十四日)
歌よみの如く馬鹿な、のんきなもの(同十八日) ほか)
3 付録・文士としての子規

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