内容説明
アララギ編集発行人としてはもとより、万葉集の研究等でも昭和の短歌史に多大な業績を残し、いまも絶大な人気を誇る巨星・土屋文明。その文明の短歌や文章の跡を著者自らが歩き、巡って書かれた“土屋文明紀行”。『万葉紀行』『万葉集私注』の踏査や歌会、講演会などで全国外地に赴いた文明の足跡を、師の後ろ姿を仰ぎ、従うように辿り、認めてきた著者のライフワークにして、渾身の力作。
目次
１ 近畿（平群谷；富雄川 ほか）
２ 関東・信越（川戸；南青山土屋文明宅 ほか）
３ 東北（多賀城跡・塩釜神社；宮城刑務所 ほか）
４ 中部・北陸（美濃谷汲；尾張沓掛 ほか）
５ 四国・九州・その他（長崎；伊予松山・興隆寺 ほか）
著者等紹介
横山季由［ヨコヤマキヨシ］
昭和２３年５月１５日京都府綾部市に生る。昭和４２年豊里東小学校、豊里中学校を経て綾部高校を卒業、４月大阪大学法学部に入学、１０月関西アララギに入会。昭和４４年７月アララギに入会。昭和４６年大阪大学を卒業、日本生命に入社。昭和５４年早稲田大学システム科学研究所を卒業（日本生命より派遣）。平成７年三星生命（韓国）顧問。平成１４年日本生命名古屋支社長、首都圏業務部長、仙台総支社長、営業教育部長等を経てニッセイ同和損害保険（株）。現在、新アララギ、短歌２１世紀、関西アララギ、北陸アララギ（柊）、放水路、の各会員
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