目次
火の匂ひ
夏の日
少年の蝉
蜩のみち
光源
男時
蓼のほとり
桔梗の空
神のあしあと
宙
流失
かへらぬものへ
木よ
残菊
永劫に
白雁
春の日
火種
無風地獄
人あかり
炎上
著者等紹介
谷井美恵子[タニイミエコ]
大正11年5月15日生まれ。昭和10年4月、庁立根室高等女学校に入学。昭和15年3月卒業。俳句をしていた母の紹介で、根室短歌会に入会、青垣同人、加藤卓爾氏の指導を受ける。昭和18年7月、母死去。昭和19年戦災により自宅全焼。昭和23年谷井昌雄と結婚、北海道空知郡三笠町、住友奔別炭鉱社宅に住む。昭和24年6月、長女生まれる。昭和25年結核を病み国立洞爺療養所にて二年間療養。昭和29年5月、二女生まれる。昭和33年歌誌「砂金」へ入会し現在に至る。昭和34年8月、父死去。昭和35年第一回砂金賞を受賞。昭和36年新歌人会へ入会。昭和41年4月、短歌新聞社刊行の『新選十二人』に参加。昭和42年「十月会」に入会。昭和52年現代歌人協会員に推薦さる。昭和53年二年間、日本歌人クラブ幹事。昭和55年埼玉県歌人会事務局を三年間担当。平成2年「十月会」を退会。平成6年2月、「砂金」主宰者、渡辺於兎男死去。編集委員制となり、鈴木春江、発行人となり継続。平成7年3月、発行人急逝し、引き継ぎ現在に至る。平成9年埼玉歌人会理事を辞職。平成10年埼玉歌人会を退会。平成11年3月、夫死去
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