目次
暗き車窓
伎楽面
火
種乾く
病床に近く
脆き血縁
手枷の痛み
開く窓
ある処女
イクラの歌〔ほか〕
著者等紹介
富小路禎子[トミノコウジヨシコ]
1926(大15)~、東京生まれ。10歳頃作歌を始め女子学習院で尾上柴舟の添削を受ける。昭和20年植松寿樹に師事。21年「沃野」創刊より参加、現在発行人。新歌人会作品賞、短歌研究賞、迢空賞等を受賞
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
20
#富小路禎子 #短歌 女にて生まざることも罪の如し秘かにものの種乾く季 (とき)「種乾く」 独身(ひとりみ)を遂(と)ぐることも幾度か想ひつつ実りの秋(とき)をひそかに生きぬ #返歌 男にて産めないことは罪なんす一人身であることは未言及(いわない) 2016/11/01
双海(ふたみ)
8
「女にて生まざることも罪の如し秘かにものの種乾く季 (とき)」「独身(ひとりみ)を遂ぐることも幾度か想ひつつ実りの秋(とき)をひそかに生きぬ」「投げ出せる腕細々と透く如く清らになりて病める切なし」「女に生れ来しことも肯ひて時に優しく紅なども選る」2023/10/01
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