内容説明
気鋭の若手俳人によって照らし出された、17人の俳人たちの“俳句と人生”。われわれはそこに、どんな風景と物語を見るのだろう。驚異の才能、待望の第一評論集。まったく新しい世代によるまったく新しい俳人論。
目次
子規小見 正岡子規
時間 石井露月
歩く目 河東碧梧桐
闇 松根東洋城
いつものことば 岡野知十
新世界 内藤鳴雪
日記の奥 五百木飄亭
才気のゆくえ 大須賀乙字
音 岡本癖三醉
装束 尾崎紅葉
諦念 佐藤紅〓
千鳥足 中塚一碧樓
びっくり箱 荻原井泉水
孤塁 喜谷六花
時代 日野草城
影 高濱〓子
平熱 小杉余子
著者等紹介
片上長閑[カタガミノドカ]
俳人。1993年、静岡県伊東市生まれ。大学卒業後の2019年より句作を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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