内容説明
生誕100年記念出版!初心者には最適な入門書として、またディープな水上文学ファンには最新の成果がつまった研究書として。未発表短編4篇収録!
目次
第1部 水上勉の再発見(作家紹介 一〇一年目の水上勉―生涯とその文学をたどる;新資料紹介1 『金閣炎上』原稿 ほか)
第2部 編集者・水上勉―雌伏のとき(インタビュー 焼け跡の時代の水上勉;ブックガイド 『フライパンの歌』『霧と影』 ほか)
第3部 作家・水上勉―飛躍のとき(座談 編集者による水上勉1―岩波剛さんを囲んで;ブックガイド 『雁の寺』『五番町夕霧楼』 ほか)
第4部 人間・水上勉―円熟のとき(座談 編集者による水上勉2;ブックガイド 『寺泊』『壺坂幻想』 ほか)
著者等紹介
大木志門[オオキシモン]
1974年生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、山梨大学大学院総合研究部教育学域准教授
掛野剛史[カケノタケシ]
1975年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、埼玉学園大学人間学部准教授
高橋孝次[タカハシコウジ]
1978年生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、帝京平成大学現代ライフ学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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