現代アジア叢書
中国・食と地名の雑学考

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784803803181
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0330

内容説明

吃飯了〓(めしくった)?中国の挨拶言葉。「空を飛ぶものでは飛行機、足のあるものでは机以外、何でも食材にする」といわれるほどバイタリティーに満ちた中国人の食文化を、日本人ビジネスマンが中国全土で体験した。

目次

第1章 北京のまちはおいしそう(歴史をしのばせる胡同―東城区;地名に残る“食”の影―西城区 ほか)
第2章 各地をまわれば(上海料理と淮菜;西洋料理店「キッスリン」―天津 ほか)
第3章 地名は語る(「冰窖」にみる人と氷のかかわり;豆腐町に豆腐屋がない ほか)
第4章 伝統は生きている(どうなる皮料理;目玉を食べる;お粥は末の食べ物か;龍井茶は日本人好み;茶館にみる中国文化)
第5章 歴史を拾う(弁当と便当;マンゴーと毛沢東バッジ;山西の鉄牛と牛肉;天目茶碗を探して;消えゆく「糧票」;食べ物屋の看板)

著者等紹介

桜井澄夫[サクライスミオ]
1948年(昭和23年)東京都豊島区生まれ。慶応義塾大学卒業後、民間企業に勤務。東京、横浜、ロサンゼルス、香港などに居住の後、1990年から2000年まで北京に住む。現在、横浜市神奈川区在住。これまで、地名、歴史、地理、北京、横浜、日中関係、食べ物、バッジ、玩具および本業である金融関係についての日本語および中国語の著書、編書、論文、新聞や雑誌への寄稿多数
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