内容説明
寺子屋のテキストから触書、訴状、三行半まで52の多様な文書を収録!初心者にもわかりやすい、読んで楽しい立体的な解説。江戸時代の女性教育「女大学」で学ぶ、理想的な女性像とは?日常生活の心構え「五常」(仁・義・礼・智・信)とは?遺言状・離縁状・献立表・道中記・百人一首など、身近な興味ある題材も多数収録。古文書解読に役立つ参考資料付き。
目次
第1章 江戸時代の古文書
第2章 寺子屋の教科書を読む
第3章 女訓書と前訓
第4章 支配のしくみと文書
第5章 生活と文書
著者等紹介
桜井由幾[サクライユキ]
1940年、東京都に生まれ、長野県で育つ。’63年、お茶の水女子大学卒、’70年、東京大学大学院博士課程中退、チョーギン社史編纂室勤務、NHK学園古文書講座専任講師を経て、現在同講師、共著・編集『日本女性の歴史』、共著『女性の近世』、共著・編集『アジア女性史』、編集『日本女性史論集』がある
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