内容説明
カリブ海に隠された、苦悩と抵抗の歴史を浮き彫りにする文学論集。
目次
第1部 カリブへの視線(鏡の中の黒人革命―アフリカ系アメリカ人とハイチ、そしてトゥサン・ルヴェルチュール;空白の領域―モダニズムとカリブ海域;ジャマイカ、ハイチとゾラ・ニール・ハーストン)
第2部 カリブへの視線とカリブからの声(カリブから見た脱植民地化と文化的抵抗―ファノンとセゼールとC.L.R.ジェームズ;カリブの人びとのアイデンティティ模索)
第3部 カリブからの声(バミューダ地理・歴史・現在の政治状況;キューバ地理・歴史・現在の政治状況;ハイチ地理・歴史・現在の政治状況 ほか)
著者等紹介
風呂本惇子[フロモトアツコ]
城西国際大学人文学部・人文科学研究科教授。研究分野はアフリカ系アメリカ文学、カリブ文学
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