感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lesen
6
12歳から18歳までの間に身内に書かれた、19編の短編集。突拍子もない話が多いですね。ブラック過ぎて笑えません。長編の方がオースティンは良いな。2014/02/08
Mana
4
イギリスで出版されたオースティン未発表の初期作品集第1巻と第2巻にあたる。プロの翻訳家ではなく、読書会のメンバーで訳したということで若干文章がたどたどしい気も。初期作品なのでちょっとイマイチなものと、結構面白いものと玉石混合って感じ。「愛情と友情」と「レズリー城」が良かった。前書きでは残りの3巻にあたる部分も翻訳を進めてるってことだったけど、それっぽいのが見当たらない。2017/10/05
きりぱい
4
最初から、オースティン?と面食らうほどのぶっ飛んだ作品が並ぶ。展開は結構荒削りだし、表題作のカサンドラは無茶振りに目が点になる。読んでおもしろかったという満足感は薄いけれど、10代の頃の習作が集められた作品集ということで、ここから後のオースティンの作品に広がってゆくのだなと感心はさせられる。2009/02/10
motopurin
2
うーん、オースティン的には発表して欲しくなかったんじゃないだろうかと、思わず気の毒になってしまった。2011/11/24