内容説明
1500勝達成を間近にして明かす勝負どき仕掛けどころ。ターフスタイルはネバー・ギブ・アップ!実力派ジョッキーが綴るレース論、勝負論、そして、人生論。
目次
第1章 勝負はレースの前から始まる
第2章 勝つための集中力と決断力
第3章 勝負どき仕掛けどころ
第4章 人生は長距離レース
第5章 騎手への決断
第6章 国際舞台で勝負をかける
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シャル
4
1990年の本なので、現在とは日本競馬を取り巻く環境も違う状況である。この本で述べられているのは、騎手岡部幸雄が見た当時の日本競馬の姿であり、そして日本の姿そのものと言えるかもしれない。騎手の日常を過ごし方から勝負に挑む集中力の緩急のつけ方などは、まさに一流アスリート本ならではの話だが、それと同時に、アメリカに挑戦した際の衝撃の言葉が重い。自らも含め、技術だけでは無い日本競馬に足りないものを考え続けるのは、トップに上り詰めてもなお挑戦し続ける証明だろう。何物にも捕らわれない自然体の姿勢が凝縮された一冊。2013/06/17
読み人知らず
1
岡部さんのハングリー精神を感じる。この人は常に次を見てた。日本でトップになっても世界へ羽ばたきたかった。その意思をついで今の競馬がある。2013/02/27




