絵本=かんこく・ちょうせんのみんわ
チゲとむしろとおばあさんのとらたいじ

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  • サイズ B5判/ページ数 31p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784803135077
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

山からとらがやってきた。人くいとらがやってきた。おばあさんのはたけをあらしにきた。こんどはおばあさんをたべにくる。さあ、たいへんだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

34
韓国・朝鮮の民話。貧乏なおばあさんが手塩にかけて育てた大根を横取りした上に、豚かめんどりを用意出来なければおばあさんを食べてしまうと脅しにかかる虎。悲しむおばあさんをチゲ(しょいこ)とむしろが知恵を出し合い、虎を迎え撃つ作戦を企てます!日本の昔ばなし『さるかに合戦』を彷彿とするスカッと感!あまり好みの絵ではなかったけど、その迫力は脳裏に焼き付く強烈な印象を与えます。2021/02/26

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

15
かんこく・ちょうせんのみんわのシリーズを借りてきました。おばあさんが大切に育てた大根を、人くい虎に食べられてしまい、次はお前の番だ!と言う。チゲ(しょいこ)とむしろが助けてくれると言うが…。『さるとかに』似のおはなし。水がめの中にとうがらしというのが、お隣の文化っぽい。2021/03/17

ツキノ

7
図書館の利用者さんの返却本。とらのあまりのリアクションの大きさに借りてしまう。三男もくぎづけ(最近にしてはめずらしいパターン)。動物にやられちまって、仕返しをする、しかもこっぴどく、というのは日本でもかちかちやまや、かにむかしにも見られるパターン。かにむかしにはそっくりといってもいいくらい。共通の心理が見える(気がする)。2014/06/20

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

6
韓国・朝鮮の民話。虎は身近な動物だったのだろう。お話は日本の猿かに合戦に通じるところもあり興味深い。譚さんの絵が秀逸。2015/05/07

遠い日

4
今はなき太平出版社の「かんこく・ちょうせんのみんわ」のシリーズの一冊。韓国の民話ではあるが、絵は『ヤンメイズとりゅう』の画家、譚小勇さんが描いている。やっぱり、ページからはちきれるような勢いのある絵でクライマックスは、強烈だ。おばあさんの畑で盗みをしたとらを、チゲ(しょいこ)とむしろの農具が、おばあさんに協力、リードする形でやっつけるという痛快なお話。だが、悪を徹底的にやっつける、倒す、殺すという立ち向かいかたに多少の違和感を感じるのも正直なところ。2013/08/10

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