出版社内容情報
「役立たず」と蔑まれてきた令嬢リリアリス。
“ハズレ属性”光魔法で無双して、流刑地を大改革！
内容説明
「ハズレ属性」とされている光魔法属性の侯爵令嬢リリアリスは実家から蔑まれており、「魔物が出る」と人々から恐れられる公爵領に嫁がされた。しかし、公爵領に赴く途中で乗っていた馬車が崖から転落。走馬灯が見える中で、前世が日本のオタク女子であったことを思い出した。まだまだ死にきれないと、光魔法を発動し一命をとりとめた。目が覚めると公爵領の屋敷におり、優しい侍女や護衛に囲まれて幸せを感じるが、肝心の旦那様がいない。旦那様は無理矢理嫁がされたリリアリスに申し訳なさを感じ「白い結婚」を約束するが、当の本人はそんなのお構いなし。持ち前の明るさと前世の知識で公爵領の生活を謳歌し、更には得意の光魔法で「流刑地」と呼ばれるこの土地を改革していくのであった―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
34
読みだして「幼女で領主で聖女様！？」の出だしが同じような内容で思わず作者さんをみると違う人の作品でホッとする。ただ内容としては前回の主人公の年齢が大きいか小さいかの違い。光魔法を使う者を一段と見下していた者達が光の有難さを知ること、魔物をもやっつける事ができると知った事。そして破天荒な領主様とその奥方の恋の行方が・・・。で、2巻目も読みたいのですがまだKUにあらず・・^^;2025/03/31
菊地
3
「不遇属性からの逆転」を演出するために「不遇である状況」の作り方があからさま過ぎた感はあるし、ナンバリング1巻とはいえ話の区切りが中途半端だったりとちょいちょい気になるところはあるけど、軽い「現代知識チートでの逆転もの」として割り切って読めば、まあそれなりに読めるかな。2025/02/11
史
1
所謂不遇職系。あと転生。辺境の奥様つき。悲壮感がある中で時にポジティブに、または無自覚に翻弄していきます。ただこの一巻だけではややクドさの残る設定、状況であることも否めない。エピローグではなくてぶつ切りですからね。シリーズが続けばありかも知れないんですが、どうなんでしょうか。まあ、悪くない。2024/11/12
etorm
0
日光魔法が本当に昼間の太陽と同等の明るさなら室内灯レベルのLED魔法は見劣りしそうな気がする。2025/02/16
