EARTH STAR LUNA<br> 後宮の死化粧妃―ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿

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EARTH STAR LUNA
後宮の死化粧妃―ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784803019537
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ワケあり妃は屍を葬り、後宮の闇に隠された死の真実を暴く!

内容説明

先帝の死後、斎の後宮では物騒な殺人事件が頻発していた。事件の真相を探るべく、後宮丞の絳は屍をよみがえらせるという妖妃を訪ねる。妖妃の名は綏紫蓮。先帝の娘であり、後宮の死化粧師である。彼女の本領は崩れた屍を復元し、最も美しい姿で葬ることだ。絳は紫蓮に被害者の屍の検視を依頼する。すると事件の裏には絶えず、「男尊女卑」「身分差別」「家庭内暴力」といった不条理な悲劇が存在していた。そして事件を解決していく過程で紫蓮と絳は、宮廷最大の謎である先帝の死の闇に辿り着くのであった―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

和尚

17
面白かったです! 入りからそれぞれのキャラクター性と世界観がわかりやすく、そして読み込まされるのは本当に凄いですね。 死に寄り添う紫蓮。死に囚われた絳。 いつかはお互いを葬らんとするこの二人の関係も好き。 死を扱うテーマ、謎はトリックというよりはそこに至るまでの人の心や業を解き明かす作品で、仄暗い空気の中でも軽妙なやりとりもあり、重すぎない、でも重厚な物語。 ちなみに僕は、全部好きですが三章が一番好みでした。 2024/09/08

サキイカスルメ

14
報われない存在へ優しく寄り添う物語かな。後宮の死化粧妃として死者の最期を語る女性シレン、死化粧と共に鑑定を頼む謎の男性コウの死から辿る事件のお話。死体から始まる事件ものとしての面もある骨太ストーリーで面白かった!時代背景として男尊女卑や身分差別がある世界で、男女・親子・同性全ての愛を肯定している描き方がとても優しいなと思いました。世界はね、優しくないんだけどね。むしろハードモードすぎて報われなかった生を死後に救い上げるお話だから。メイン2人の関係性も良かったです。2024/09/05

シャトーブリアン

7
死化粧妃である紫蓮が葬れなかった2つの魂、それが呪縛となる── 紫蓮はこの呪縛から解放されるのか!? ボクっ娘の綏紫蓮に奇行な姜絳がライトノベルらしさがあるキャラで2人の会話劇はとにかく楽しかったですね。あの絳が恋をした瞬間と紫蓮の反応は面白かったです。あそこらガラッと空気感が変わりました(笑) でも流石、夢見里先生の作品であると実感する美しい文章と例えようのない歪な2人の関係性。美しい文章のなかに渦巻く後宮の闇が 幻想的な世界観を演出している。2024/09/02

なぎ

6
先帝の娘でありながら後宮の死化粧師を務める紫蓮と後宮で起こる事件を調べる後宮丞の絳が事件を紐解いていく後宮ミステリ。全体的にダークな雰囲気が漂いつつも、死者の声を死化粧師として聞き届ける紫蓮のおかげでどこか救いもある結末になっていたのが良かったです。ずっと先帝の死に囚われていた二人が真実を知ることで前へ進めるようになったのも何より。綏の紫蓮へのアプローチがちょっと変態っぽいと思ったのは私だけ?(笑)紫蓮と綏は恋情というよりは深い信頼と絆で結ばれたソウルメイトのように見えて大変大好物な関係性でした。2024/09/08

ARI

2
亡き先帝の娘であり、屍を修復する後宮の死化粧師である紫蓮が、後宮内の事件で亡くなった人の遺体の修復を依頼されることから徐々に大きな事件の真相に迫っていくお話でした。 個人的にはこの「死」をテーマにして後宮モノという怪しい空気感で描くのがバチッとハマってるように感じられ。その中で死に向き合う紫蓮の死化粧師としての信念や背景が掘り下げられていくのも上手いなと。更に様々な事件の当事者たちが見せる愛が物々しい中で輝く一方、どんな人であっても死が平等にあるという風にも見えて面白かったですね2024/09/06

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