出版社内容情報
前世農家の娘だったアーシェラは、赤ん坊の頃に攫われて今は拾ってくれた家族の深い愛情のもと、すくすくと成長中。そんな3歳のある日、ふと思い立ち硬くなったパンを使ってラスクを作成したらこれが大好評! 「美味い…」「まあ! 美味しいわ!」「よし。レシピを登録申請する!」 え!? あれよあれよという間に製品化し世に広まっていく前世の料理。
さらには稲作、養蜂、日本食。薬にも兵糧にもなる食用菊をも展開し、暗雲立ち込める大陸にかすかな光をもたらしていく──
内容説明
前世農家の娘だったアーシェラは、赤ん坊の頃に攫われて今は拾ってくれた家族の深い愛情のもと、すくすくと成長中。そんな3歳のある日、ふと思い立ち硬くなったパンを使ってラスクを作成したらこれが大好評!あれよあれよという間に製品化し世に広まっていく前世の料理。さらには稲作、養蜂、日本食。薬にも兵糧にもなる食用菊をも展開し、暗雲立ち込める大陸にかすかな光をもたらしていく―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
45
「聖女じゃなかったので・・」と同じようなノリですが・・辞められません😅。この巻はKUでしたが4巻まで読ませてもらおうと。3歳の子ってほんと天使のように可愛いですよね。その子がほんまに女神の加護を持ってるやなんて💛。家族の中にも色々な癖を持つ人もいますから「出生の秘密」をうっかり当事者に話すこともできず・・淋しい思いをさせていますが、早く父親が帰ってくるといいですね。 2024/04/14
こも 旧柏バカ一代
25
主人公は貴族の都合で捨てられたと思ってるけど、これただ単に隠していただけじゃん。本当の親子だと知らずに育てられてる。そんな原因となった戦争て多くの未亡人が発生し、その一部が主人公の前に流れて来きた。それを不憫に思った主人公は神に許可を取って食用菊を商品化する。その前のラスクも、、幼児に料理はリアルで見てたらホラーだな。2024/09/01
はなりん
18
表題から前世の記憶でまったり美味しいご飯を作っていく話と思ってたけど、出自や戦争や女神様の加護やら中々ハードなお話でした。3歳のアーシェはかわいい。皆から守られて可愛がられているけど、真実を伏せられている事が嫌な展開にならなければいいなぁと思います。父親の事、これから戦争に行くローディンやリンクが心配。2024/06/30
カッパ
9
えーと転生したらどこかのお金持ちの子で親がいなくて捨てられました。しかし、素敵な女性に拾われ子どもとして育てられます。みんなに溺愛されますわ。前世の知識があり食事に関しては特にチートを発揮。それがいきてなかなかの繁栄をすることになります。そのうち女神の祝福があったり、本当は〇〇みたいことも明らかになります。安心して読める感じでした。幼すぎるので恋愛要素はほぼゼロ。2024/04/21
bulbul
5
転生したけどなぜか捨てられて拾われて、天使な幼女は美味しいご飯を作ってます。ひたすらほんわか。でもまだタイトル回収してなかった。感動の再会(?)は持ち越しかな。楽しみ。2023/04/03