出版社内容情報
貴族なのに「不貞の子」だと疎まれて育ったロレッタ。身売りのような形で成り上がり男爵へ嫁ぐが、なぜか溺愛され……
内容説明
母の不貞の子だと蔑まされ、隔離されて生きてきたロレッタに、ある縁談が舞い込む。相手は平民出だが一代限りの貴族位を賜った成り上がり男、バルトル。「貴族の血」欲しさに求婚してきたと思うも、ロレッタのある才能に惚れ込んでいたらしく、彼女をまるで恋人のように扱う。彼に惹かれつつ戸惑うロレッタだったが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
49
好きだって結婚したのに髪の色が黒だって不貞を疑われ・・そりゃ私も母親の気持ちもわからんでもないのだが・・一番不憫なのはその長女でしょう。平民出の貴族位を賜った成り上がりのバルトルが不貞の娘を嫁に欲しいと。いやいやしっかり彼は欲も持って彼女を望んだわけで。でもねぇとっても大事にしてくれるんです。平民・元/悪・・ですが皇帝と仲良しさん。う~ん2巻目も読んでみましょうか。この巻のみKUです。これで終わっても不都合はないですが・・気になりますもんね2024/06/08
蒼
1
kindle2023/03/08
ゆうきゆうき
1
軽い違和感は感じてた。流れ的になんとなくサガフロンティア2を連想してまさか...とは思ってた。だが、それでも、ラストのざまぁは「やられた!」って感じが強い。いや、構成や引っ張りがうまいよ。追放物はいくつか読んでるけれどこれは抜群のうまさだと思う。この巻だけでも完結してるけれど、是非、続きが読みたいね。2023/03/07