出版社内容情報
「次は僕が頑張る番というわけか」
オリアナの死を目の当たりにした直後に意識を失ったヴィンセントは、気がつくと四歳の頃に巻き戻っていた。
次こそは死に戻りを乗り越えるために、入学するまでに着々と準備を進めていたが、今度は彼女に二巡目の人生の記憶がなかった。
「友人になってもらえるだろうか?」
「よろしくお願いしますね。ヴィンセント」
まずは友達として仲良くなり、自分を好きになってもらう--
完全な不得意分野を、ヴィンセントはなんとか突き進む…!
前途多難な三巡目の魔法学校生活、スタート!
内容説明
「友人になってもらえるだろうか?」「よろしくお願いしますね。ヴィンセント」オリアナの死を目の当たりにした直後に意識を失ったヴィンセントは、気がつくと四歳の頃に巻き戻っていた。次こそは死に戻りを乗り越えるために、入学するまでに着々と準備を進めていたが、今度は彼女に二巡目の人生の記憶がなかった。自分を好きになってもらう努力―完全な不得意分野を、ヴィンセントはなんとか突き進む…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
34
こじれるなー。2巡目の人生を知っている読者からするとジーンと来るセリフなのに、前回の記憶のないオリアナは勘違いしまくりで苦しい。小さかったヴィンセントの頑張りに益々キュンと来たけど、人間関係には不器用だな本当に。でもそんな所も好きさ。1巻では身分違いの恋に走った事が原因なのかと思ったけど、どうも違うっぽい。ミゲルを疑いたくないけど、怪しさをこれだけ見せつけられると黒幕としか思えないです。少なくとも何か知ってるよね。あと1冊で完。オリアナとヴィンセントのハッピーエンド希望します。よろしくお願いします。2022/05/04
ぐっち
30
今度はヴィンセントだけが記憶を持って死に戻り、前回の記憶を持ってないオリアナがどれだけ違うかに愕然とする…。今度はヴィンセントが頑張る番なんだけど、本人へのアプローチより囲み込みがすごい。ミゲルが泣くシーンの挿絵が好き。ハピエンになりますように!2022/05/07
よっち
29
オリアナの死を目の当たりにした直後に意識を失い、四歳の頃巻き戻っていたヴィンセント。前途多難な三巡目の魔法学校生活がスタートする第二弾。次こそは死に戻りを乗り越えるため、入学するまでに着々と準備を進めていたヴィンセントが直面する好感度がゼロのオリアナとの再会。当たり前が当たり前でなくなる、ゼロから友達になって好きになってもらう困難さ、改めてオリアナがどれだけ頑張っていたのかがよく分かる展開で、彼自身があまり友達作りが得意でない上に身分差の問題もあったりで、オリアナとはまた違った難しさを痛感させられました。2022/04/15
いぼいのしし
26
読む速度はあまりはやくないけれど、おもしろくて1日で読んでしまった。「3巻も一緒に発売してくれてホントありがとう。」と思った。さぁ次巻を読まないと。。。2022/05/02
わたー
25
★★★★★1巻を読んだ後、我慢ができずに貪るように原作を読んでいたので展開は全て知っているはずなのに、なんで知っているはずの描写でこうも涙がとまらなくなるのだろう。愛する人が腕の中で次第に冷たくなっていくのを感じながら、今度はヴィンセントが記憶を引き継いだまま3巡目のループへ。2巡目のオリアナの孤独な戦いを真の意味で理解しつつ、彼も2巡目の彼女と同じ出口の見えない戦いへを身を投じる。それだけでも情緒がおかしくなりそうなのに、2巡目で彼女が何を対価に彼の隣にいたのかを、ちょっとした差異でわからせられるのが、2022/04/15
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