出版社内容情報
ソラたちはウィステリアとともにダークエルフの里のアンドラに向かった。ウィステリアを追い落とそうとする同僚のガーダは魔物となってウィステリアを襲う。死の縁でウィステリアは心装励起、ガーダを倒した。別の日、ルナマリアの同源存在・アルラウネが現れた。淫蕩なアルラウネはルナマリアになり替わってソラを誘惑しようとするが…。
内容説明
「私は殿方の精を飲んで育つ淫蕩の乙女」突如ルナマリアの前に現れた同源存在、人食い植物アルラウネ。ルナマリアのもう一つの本性を現した妖艶で淫靡な半身は、その裸身をソラの目の前にさらけ出して誘惑する。「マスター。どうか可愛がってくださいませ」同源存在を得たルナマリアは心装励起できるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
23
主人公だけが心装を操れていたが、元々悪魔憑きと心装を表せていたダークエルフのウィステリアが幼い同胞の生命の危機に反応して心装が発現する。そして、それに危機感を募らせたエルフのルナマリアも心装を発現させるが、、言葉を交わすだけで支配下に置く。と言っても、支配させたのは主人公が脅迫したからなのが、、でもコレで心装を操れるメンバーが2人増えたはデカい。残りのメンバー神官戦士と魔法使いもどうなるのだろうか?心装だけじゃなくて、別の強さを身に付けたら面白そうだよな、、犬耳の元奴隷とかは心装を獲得しそうな気がする。2021/11/18
しまふくろう
15
続けて購入。絵は大変素晴らしい。表紙のルナマリアは可愛らしく、アルラウネは表紙も巻末おまけ絵もセクシーで大変宜しかった。 物語はダークエルフのあれこれや銀星の行方のひと段落の話。この作品では極めて珍しく、エピソードにきちんと結末があるのが面白い。作者が「後始末篇」と言うだけあって、長らく放置したままのイリアの処遇なども決まったのは良かった。 ルナマリア覚醒の引き金が嫉妬心なのには噴き出した。他の当たり障りなさそうな心装使いはどういうパターンだったのか、ちょっと知りたい気がする。 続きが楽しみ。2021/11/17
ロック
10
今回ソラは聞き手に回ってあちこち駆け回るという謎解き要素もある珍しい内容になってましたね。ソラはバトルなしという物足りない感じもあるかもしれません。でも内心面倒かと思いきや意外に紳士? 最初に比べ成長したように感じました。しかしダークエルフのウィステリアの加入に正直空気だったエルフのルナマリアの覚醒、今後の活躍よりもWエルフがうらやましい限りです。また物語に深く関係し始めた龍穴の話、これによりスズメに大きな試練が待っていそうで楽しみですね。終盤には鬼ヶ島の方で衝撃の幕間。あいつ等に何があったのが、2021/12/01
史
4
芽生え目覚め、裏が迫り。2022/08/18
ohta kazmag
2
Web版既読の読者だが、色々追加要素があって楽しめた2022/09/27
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- 和書
- 役者ほど素敵な商売はない