出版社内容情報
戦国小町苦労譚 最新第十二巻!!
内容説明
時は巡り、1576年正月。恋愛も結婚もすっとばして二児の母となった静子は、コタツで枝豆を堪能していた。本願寺がついに信長に屈しようという節目を迎える中、ヴィットマンが老衰のため体調を崩してしまう。これまで誰よりも近くにいた家族の老いに動揺する静子。一切の仕事が手につかなくなった静子は、信長と配下たちにあるお願いをするのだった…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
30
老齢の狼達が静子の看病の末に矜恃を持って旅立つ(涙) そのために信長を筆頭に周りが静子が看病に集中出来るように手を回し、世間から彼等を護るのもなかなかに来るものがある。 そして別れの時も家臣、領民が総出で静かに見送るのも、、、 泣いてまう。ただ、最後の神社の静子の話は笑わせてもらったw金太郎かよ!w新しい家臣も出て来たが、、天狗??しかもカレー中毒!クマを素手で締め殺せる、隠密に優れてる土木建築に詳しい修行僧、、一体何者だ?2020/01/16
TAMA
11
ペットじゃないんだな、守り守られ同じ時間を生きた仲間。人とは違う連帯、尊厳ある去り方送り方だと。合掌、安らかに。静子さん最初は農業系の学校の種やら苗やら持ったただの女子高生だったような気が…。アレコレの教育を受けた超スペック持ち。どこの時代にいてもそう変わらない世の渡り方なのかあ2021/02/23
ぷりん
5
2頭がついに旅立った2025/04/16
史
5
過去があって、今があって、未来に進むものと見送るもの。2023/10/12
ぷりん
4
10年たって遂にヴィットマンとバルティが旅立っていったな 2024/05/08